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八雲立つ...

私用で実家のある出雲へ。15年ぶりくらいに近くの出雲大社に行ってきました。たまたま神社の系譜 なぜそこにあるのかを読んだりしていたので。自然暦という視点で神社の系譜をたどった本。本当は出雲大社と自然暦で結ばれた日御碕神社とかにも行ってみたかったのですが、時間がなくてかなわず。

肝心の本殿はこれより先には入れません。この手前に賽銭箱がありみんなここにお金を投げてお願い?お祈り?をしています。
僕は神道に限らず宗教心がないので賽銭もおみくじもしません。

古代の本殿は高さ16丈(約48m)もあったらしく、それを支えていたのが3本の巨木を束ね1本として立てられた「心の御柱」。これはその柱の実寸模型です。でかい。これが事実ならば現代で考えても非常に高度な木造建築のテクノロジーです。耐震強度は大丈夫だったのでしょうか?

やはりでかい。
アンセルムスの神の定義「神は、それよりも大なるものが可能でない対象である」(ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論より)を思い出す。

観光地といってもお正月以外特に平日は人影はほとんどありません。多くの地方観光地が抱えている日常です。

環境の外へ。認識の外へ。さらにさらに外へー。出雲大社とはあまり関係ありませんが何となく。

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