溶解
29(火)はセミトラ(Semitransparent Design)の田中くん、柴田くんと打ち合わせをしたり、E&Yの宮武さんが来たりしてしゃべった以外は来週頭のプレゼンのための創作に没頭。翌朝にCGを製作してもらう高須賀くん(mattの元スタッフ)との打合せがあるためにプラン等をまとめなければなりません。僕自身がデザインのプロセスとして可能な限り(というより限界を超えて)ギリギリまで線にはしない形を作らないというのを実践しているので最後の方は超高密度な作業になります。線にした時点、形を表した時点でどうしても僕たちは確実に影響を(意識・無意識ともに)受けてしまいます。空間を作ることは止める作業ではないことを実践していくためにはデザイン創作のプロセスから止めない、線をひかない創造をギリギリまでやり続けなければなりません。こういうことの可能性をより高める空間デザイン創作プログロムを開発したいと切に思います。誰かそういうことに興味のある素敵なプログラマーさんいませんかね?
そんなこんなで極めてアナログにやり続けて、夜も明けてノンストップで高須賀くんとの打合せ。それに続いてさらには「深紅プロジェクト(仮)」の打合せのためにnotosへ。この頃になるとかなり頭も体も環境に溶解しはじめて自分の体の領域がはっきりしない感覚に。何だか妙なことを発言して笑われていたような気がしますがよく憶えていません。夢を見たことははっきり憶えているのに内容は全く思い出せない時の感覚に近い。mattに戻って雑務をやっていましたがさすがに今日は早めに上がりました。極度に疲れて眠いはずなのですが夜はなかなか眠れず。眠れないというか意識はあって音は聞こえているし猫がベッドに上がって来たのも意識しているのですが、身体は反応できない感じでした。数年前までは完徹で仕事続けてもこんなことなかったのになーとか思いつつようやく落ちました。