pluto
冥王星は「惑星」ではなく「矮惑星」というものになったそうです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/25/news025.html
カール・ポパーは科学の定義として、「科学理論は実験(客観的データ)によって反証出来なければならない」と言いましたが、今回の手続きは「実験(客観的データ)による反証」とは到底言えません。科学はいくら実験(客観的データ)を積み重ねて到達した事象でも結果としてとらえてはいけないのだと思います。終わりなきプロセスの一地点なのだから結果を知識として得るのではなくその地点における進行形の思考のプロセスに参加することが重要です。もちろん参加の度合いは科学者から小学生や理系嫌いの大人まで様々ではありますが。
環境について活動されたり日常の暮らしの中で意識されている人に多くあることですが、数値化された(客観的だと思われている)データ(結果)や環境についての社会的キーワード(トレンド)については詳しいのですが、動態としての自然科学全般への好奇心はほとんど持っていないということがあります。環境について考える上でのまず最低限持たなければならない基礎意識だと思うのですが。かつて、そういう好奇心=センス・オブ・ワンダーを源にあらゆる領域を研究するラボを創ろうとしたこともありました。残念ながらそのプロジェクトは計画変更になり実現しませんでしが、またいずれトライしたいと思います。
冥王星で思い出しましたが、PLUTO (3) ビッグコミックの続刊はいつ出るのでしょう?コミックを楽しみにするためにビッグコミックオリジナルは読まないようにしていますが焦らされますねー。早く続きが出ることを希望します。