スケーターとミース
今日は朝一番からの打合せに始まり、打合せの連続でした。打合せの用にクローンか分身の術がほしい。(また言ってる)
スケートボーディング、空間、都市―身体と建築をパラパラと読んでいます。その中で「(ミース)ファン・デル・ローエの広場にある磨き上げられた大理石の平面が、シカゴのスケートボーダーたちにとってのメッカである」という記述がありました。昨年ベルリンを訪れた時にミースの新国立ギャラリーに行くと閉館中で人はいなくて中身も空っぽだったのですが、敷地内で2、3組のスケーターたちがやっていました。その時にまさに空っぽで開けた新国立ギャラリーとスケーターたちが絶妙に合っているように感じたのですが、スケーターにとってミースの空間は「自然な芝生」なのだそうです。カルスタとか抜きにして素直に空間論として面白いです、この本。にしても本の中身と装丁が全く合っていませんね。こういう本がそもそも重いということにも問題ありますが。