“Take me with you”
LOEWE 160th Anniversary “Take me with you” Contemporary Art Exhibitionのオープニングレセプションに行ってきました。ロエベという歴史あるブランドが開催する「初の現代美術展」ということで期待して行ったのですが展覧会自体の内容はとても低調でがっかり。わざわざ「初の現代美術展」と銘打ってやる必要ないのに。アートや建築がモードと共創する際に(通常持たない)華やさを纏う一方で内実は非常に緩い不感症的なものになってしまうことが多いです。もちろん一部幸福な緊張感を持ち続ける関係性も存在しています。モードの持つ華やかさ甘美さは毒性を孕んでいますが、その毒の部分にやられて弛緩してしまう、不感症になってしまうというのはウブとしかいいようがありません。どこからも問われることがなくなるということも大きいですね。これらはアートや建築に限らず様々なところで見られる現象です。
イベリコ豚を食して(これは美味しかったです)、おみやげのオルゴールを頂いて帰りました。