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見る/見られる

お天気にもめぐまれて私用は無事に終了。夜東京へ戻りました。毎回なのですが品川駅の新幹線の改札を抜けると一斉砲火というくらいの大量かつゴツい監視カメラ群にビビリます。

監視カメラに関してはいくつかのプロジェクトで見る/見られるの関係をユーモアで暴く等、関係性を揺らすようなことをしてきましたが、こういう公共空間こそそういう工夫が必要ですね。

夜はカールステン・ニコライと中目黒のchano-maで会う。今回の来日はalva noto + ryuichi sakamoto - insenraster-noton.unit等盛りだくさん。今日は新しいプロジェクトの話と近況報告と四方山話等。明日の国際フォーラム〜UNITは楽しみです。UNITはサプライズもあるそうですよ。(前回も同じようなこと言ってましたね)

無限階段

私用で日曜日夕方から神戸へ。新幹線の中では考えることが多々あってほとんど読書できませんでした。着いたのが夜だったのでお気に入りのトンカツ屋でご飯食べて、ジュンク堂をちらりと見てホテルに帰りました。

GIGAZINEさん経由でこんな映像を見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=hhfhgbmZe9s

もうすぐスーパーエッシャー展が開かれますね。楽しみです。

Hi, I know you.

午前中恵比寿で一本打合せをしてその足で品川のキヤノンギャラリー Sでやっている「Off-Sense離常識(オフセンス)な世界」を観に行きました。

「離常識な世界」は「超日常(超現実ではなく)な空間」でした。サウンドをATAKの渋谷くん&エバラくんがやっています。仮想空間におけるアバターたちの運動によって生成される音たちはあの作品がより空間性を獲得するのに大きく貢献していると思う。渋谷くんも触れていましたが、それにしてもあのギャラリー自体は完全に放置されていて仮死状態という感じですね。(スピーカーは大丈夫でしたよ)この作品の場合はそれによってより感じられるという部分もありますが。

その後、資料を探しに神保町に行ったら神田古本まつりをやっていて大変な人出でした。とてもじっくり探せる感じではないし時間もあまりなかったので南洋堂でa+uのバックナンバーを1冊買って帰る。

本のある空間

「本のある空間」というテーマでcafegroove富田舞さんの取材を受けました。舞ちゃんは数年前にATAKつながりで知り合い、サッカージャンキーの同士でもあります。12月に新しくスタートするサイトの企画とのこと。最近自宅に本が置ききれなくてかなりmattのデスク周りが埋もれつつあるのですが、その辺りを重点的に撮っていました。後はお気に入りの本ということで、CUBE SOL LEWITT 1990、バートルビー―偶然性について[附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』クワイン―ホーリズムの哲学風と光と二十の私との話や、なくしてしまったボイスの本の話など。楽しかったです。新しい企画もさらに楽しみ!

勇気

プロジェクトにおいて環境を観察することはもちろん重要なことですが、環境というのは現場(ロケーション)に限った話ではありません。現場に現れない背景や支えとなるネットワーク等あらゆる環境要素の部分と全体を観察しなければなりません。その上でどう進めていくのかを考えていくのですが、まれにやめるという選択になる場合も出てきます。とても勇気のいる選択ですが。

打合せの帰りに青山ブックセンター六本木店に寄ったのですが、11/1からregarding raster-notonという企画があるらしいです。カールステン、今回の来日はよく仕事しますねー。楽しみにしていた東京の果てにが入荷していたので購入。

せめぎ合い

朝から日本橋でプロジェクトS(仮名)のシステムに関する打合せ。やはり一番大きい問題はオープンとセキュリティのせめぎあいの部分です。テクニカルのみでなく著作権、法についても検証しなければなりません。打合せ後、みんなで古奈屋でカレーうどんを飛び散らしながら食べて諸々話す。それからmattに戻って今日締め切りの原稿を書いたり新しいプロジェクトのリサーチなど。

夜のニュースでちらりと映像見ただけですが、サッカーU21日本代表はあの布陣でいいのか?「平山がいることで他の選手がフリーになる」というのはアジアレベルで勝つための話でワールドカップで勝つ事を目指すチームがそのレベルでは絶対にだめだと思う。というような話はかつて散々繰り返してきたはずなのに。オシムジャパンが結果出ていない云々と言われ始めているようですが、少なくともフル代表は世界基準で見れば中途半端な日本の高さについては捨てているように見えます。(まだ分かりませんが)この世代やもう一つ下の世代からフル代表にどんどん上がっていくようにならないとワールドカップで勝つチームにはなりません。期待しています。

チェルシーのGK、ペトル・ツェフが退院したようです。頭蓋骨骨折に至った激突のシーンを見た時は凍り付きました。これからのリハビリが大変だと思いますが、現役世界最高GKのプレイが再び見れる事を熱望します。

言葉にならない

秋葉原で打合せして、少しだけ原稿書いて、mattで打合せして、また原稿書いて、神谷町で打合せして、西麻布で打合せして、西麻布のお店のオープニングに行って、最後にこれ見て.....
http://www.youtube.com/watch?v=6M1yGndpz9s
イルコモンズのふたで見つけました。今日はおしまい。

私は海を抱きしめていたい

谷中から根津あたりを歩く。一箱古本市をやっているということで行ってみましたが収穫はありませんでした。出かけるのが遅かったようです。途中books&cafe BOUSINGOTで風と光と二十の私とを購入。そのままそこでコーヒーを飲みながら所収されている『私は海を抱きしめていたい』を読む。随分前に読んでいるはずなのですが、やはり衝撃を受けます。安吾はどこにも立っていない。

その後入った往来堂書店で何だか見たことある人がーと思ったらSさんらしき人が新刊文庫本の表紙になっていた。びっくり!(確認したら間違いありませんでした)

生誕100年

午後からsign外苑前で某プロジェクトのプレゼンテーション。終始ハイテンションで感触は良好でした。その後は都内某所の現場にてプロジェクトS(仮名)の施工に関する打合せ。このプロジェクトが高難度であることを瞬時に見抜き、それに対して前向きに捉えて素早く自発的に動いてくれるープロの施工担当者が一人いて非常に心強く感じました。

新聞で今日2006年10月20日が坂口安吾の生誕100年の日だというのを読んで、桜の森の満開の下を引っぱり出して読む。今回一番強く感じたのは「無限への怖れ」でした。それにしても何度読んでも呼吸がとまりそうになります。

他にも朝永振一郎、クルト・ゲーデルが今年生誕100年にあたります。朝永振一郎の鏡の中の物理学も読みたくなり探したのですが見つからず。

気温差

北海道と東京の気温差は大きく、東京はまだ半袖でもOKなくらいですね。

今日はプロジェクトS(仮名)のコンテンツプレゼンでした。空間におけるホットとクール、全体と部分の空間認識と移動による知覚の運動等を特に意識しながら話す。ここから実装に向かう過程が重要になります。プレゼン終了後に一部のメンバーで雑談のように話す。そんな時にぐーんと話しの深度が深まったりします。ねーshingさん。

ジンギスカン

北海道出張四日目、最終日です。今日も朝8:30からの打合せでスタート。その後皆で近くの朝里川温泉にある蔵群に視察に行きましたが、入り口までしか入れませんでした。外の塀がHerzog & de Meuronのドミナス・ワイナリー風!?というか.....。

そのまま車で千歳へ向かい事務所にてさらにメンバーが加わって全体ミーティング。現場調査やその他ミクロとマクロのリサーチ、様々な人々とのコミュニケーションを経てようやく本格的に参加できました。内容は盛りだくさんで様々な展開が出てきました。次回までにより幅広い考察と提案を進めます。

打合せ終了後K社社長大推薦のさっぽろジンギスカン千歳へ。強烈な臭いがつくとのことだったのでこの後飛行機に乗る僕はK社でストックしているユニクロのスエット上下を借りていきました。もうもうとした煙の中で食べるラム肉はすごく厚みがあってめちゃくちゃ美味しかったです。ついつい食べ過ぎて苦しくなるくらい。ごちそうさまでした。食事を終えて皆さんに挨拶をして東京行きの最終便に乗る。帰りの機内では本を開きながら寝てしまいました。

こうやって仕事の内容については一切触れずに経過だけを追ってみると「観光だったの?」とか言われそうですがそんなことはありません。実はしっかり仕事していましたよ。あっという間の四日間でしたが心地いい緊張感と高揚感を伴う時間でした。まあプロジェクトの内容については追々公開できると思います。それにしてもK社の皆さんの細やかな配慮には正直感動さえ憶えました。皆様本当にありがとうございました。

伊藤博文とか石原裕次郎とか

北海道出張三日目。朝から激しい雨。朝8:30から(!)打合せに参加。お昼は海陽亭という伊藤博文から石原裕次郎らにまで愛されたという料亭に連れていっていただきました。

寒かったのですが案内された個室にはこたつとストーブが用意されていて暖かい中で海を見ながら(ちょうどこの頃から雨がやんで晴れ間が見えてきました)おいしい海の幸をいただくという何とも贅沢な時間。

午後からはレンタカーを借りて少し脚をのばしてのリサーチ。小樽は神戸と似たような海と山が近い坂の多い街でしたが、海と山の間や建物と道路の間がいい感じですね。夕方からはK社社長やU氏も小樽入りで皆揃っての打合せ。夜はお刺身のおいしいお店でお腹一杯食べながら諸々のお話をしました。

ネット不通

北海道出張二日目。全く雲のない気持ちのいい晴天。朝の便で来た松本くんとK社のU氏と合流してまずは千歳のあちらこちらをまわりました。仕事の内容はまだここでは書けませんのでこの出張の間のブログは意味不明な部分もあるかもしれませんがご了承ください。

小さな森を歩いたり

犬みたいに人なつっこい牛がいるファームを視察したり

広大な敷地を見たりーそれにしても空が大きい。
この広大で静かな空を自衛隊の戦闘機が爆音&超スピードで突っ切っていきます。

素敵な八百屋のおばさんにあいさつしたりしました。(すぐ横の畑でとれたての野菜たちー直売です)

お昼過ぎから、松本くんと二人で電車で小樽へ移動。海岸線がとてもきれいでした。小樽駅につくとK社のF氏が迎えに来てくれていて車で早速いくつかの物件を視察。小樽は明治から大正にかけて貿易やニシン漁でとても栄えた街で(かつては人口も経済も札幌を上まっていたそうです)その時代のしっかりした建物があちこちに残っています。

そのほとんどは元銀行や元新聞社です。

夜は事務所で打合せをして、終了後は魚や鶏等がおいしいお店でご飯をごちそうになりホテルに入りました。が、そのホテルにLAN環境が全くなかった上に小樽市内にはhot spotもないため出張が終わるまでネットは不通状態になってしまいました。

千歳

夕方から北海道千歳市へ。本当は明日月曜日の朝早くに行く予定でしたが飛行機がとれず前日入りとなりました。機内読書はエロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること

寒いだろうと予測してはいましたが思ってた以上に寒い。ここ数日でぐっと寒くなったみたいです。女子高生たちはマフラー、手袋装着でした。札幌には何度も来ていますが、千歳に降り立つのは初めて。チェックインしてから街を歩いてみる。日曜日の夜、人がほとんど歩いていない。ところどころ人が集まっているのはパチンコ屋とファミレスとゲーム、CD、DVD等をあつかうGEOというお店。途中SCの地下に文教堂があったので入ってみると、ゆうに500坪は越える広い売り場にお客さんは数えるほど。棚もそれなりに充実しているのですがもったいないですね。SCの隣には3〜40坪の昔からあったであろう地元の本屋さんがありましたが、お客さんはゼロでした。

暗い中を歩いて見つけたしげ寿司という小さなお寿司屋さんに入りました。安かったのですが味もそこそこ。ホテルに戻って仕事をする。

アーキテクチャー

今日も朝からプロジェクトS(仮名)のコンテンツ打合せでした。コンテンツーと言っていますが打合せを何度も重ねてきてやはり僕たちがチーム全体で創っているのはまさにアーキテクチャーなのだなと。アーキテクチャーによる制限と可能性を同時にギリギリまで突きつめていきます。それにしてもやっぱり施工の問題が気になるなー。

最近読んだ本 読書memo 004

ミシェル・フーコー講義集成11巻 主体の解釈学(ミシェル・フーコー/筑摩書房)
新聞で吉本隆明がこの本について語っていて気になったのですが、翻訳者の一人が高校の同級生(原和之くん)でびっくり。東大の助教授で20世紀のフランス思想を中心に研究しているそうです。それはともかく主体の歴史すごくおもしろい。フーコーの講義は熱いし。まだ全部は読み切れていません。

科学は臨死体験をどこまで説明できるか(サム・パーニア/三交社)
臨死体験から意識の問題へのアプローチ。臨死体験を科学として探求していくというのは本当に難しいと思いますが、それに向かう著者の真摯な姿勢は伝わります。それにしても表紙とか邦題とかもう少し考えないとただのトンデモ本と思われてしまいますよ。

UFOとポストモダン(木原善彦/平凡社新書)
UFO現象っていろんなアプローチがありますが、「UFO神話研究」は明快で分かりやすい分析。個人が「現実」を選びとっているというのは現在に始まったことではないと思いますが。

グーグル・アマゾン化する社会(森健/光文社新書)
ウェブ進化論を読んだ人はこれも読んだ方がいいと思う。他の「Google本」や「Web 2.0本」を読んだ人もこれも読んだ方がいいと思う。色々な視点があるということで。

ダーウィンの足跡を訪ねて(長谷川眞理子/集英社新書)
写真も豊富で美しくとてもよくできた新書です。自分が行った気持ちになるのではなく自分の足でぜひ行きたくなる。長谷川眞理子は自著も翻訳も含めて本当にいい本を書きますね。

学校(山本直樹/太田出版)
エロくて怖くて不思議でエロくてわけ分からなくてやっぱりエロい、山本直樹の傑作集。

寿命

NECの方にプロジェクターのデモに来てもらいました。DGNの藤元くんも一緒。今回検討中のプロジェクターはNECのWT615J。ミラー投写方式(投写距離が圧倒的に短くてすみます)や無線LAN、電子ペン等機能はとても充実しておりしかも無駄な機能もありません。軽さも含めてプロダクトとしては随分進化しているのですが、ランプの寿命だけはなかなか進化しません。空間のインフラとして使う時はやはりランプ寿命の問題は大きいです。これがLEDレベルになれば単なるプロダクトからマテリアルプロダクトとしてより使う機会は増えると思います。

その後は某プロジェクトのプランニングに没入。サッカーアジアカップ予選日本×インドやっているなーとちょっと気になりながらも朝まで集中。一応録画はしておいたのですがwebで結果を見てしまいました。がくり...。後で見る時には個人的にテーマを持って見たいと思います。「巻がどれくらいボールと関係ないところで播戸のスペースを作っているか(それともできていないのか)」とか「アテネ組の鈴木、阿部、今野(鈴木は本大会ではメンバーから漏れましたが)の本職ボランチたちのカバーリングは相互的に機能しているのか」とか。

ノンリニア

プロジェクトS(仮名)のコンテンツプレゼンに向けての打合せ。今日はチーム一同代官山のUNICEに籠って集中。いろいろいいアイデアが出現してきました。いかに空間にノンリニア性を持たせることができるかが鍵になります。

夜は深紅プロジェクト(仮名)の打合せ。僕は久々だったのですが、その間も中村さんたちの作業はぐーんと進んでいてすっかり赤く染まっていました。廣澤アニキの領収書の話しは深かったです。いつもいろいろ勉強させていただいています。

帰りにABCで


を購入。僕は普段はカバーはしてもらわないのですが、今日はしてもらいました。

世界でもっとも恐ろしい科学実験

予告されていたとはいえやはり衝撃的なニュース。(特集)
http://www.asahi.com/special/nuclear/
また一つ線を越えてしまいました。

これまでのいくつもの線を越えてしまった核実験の歴史です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/核実験
この歴史が核廃絶への道をややこしくしています。

「核実験・核保有は断固禁止」と言うのは簡単ですが、そこへ至るプロセスを誰も見出せていません。本当にどうしたらいいのだろう。

CEATEC JAPAN 2006

CEATEC JAPAN 2006に行ってきました。最終日の土曜日だったので家族連れなども含めてすごい人。

ハイライトはやはり「セイサク君」。デモの時はここだけ異常に人が集まっていました。実はこの「セイサク君」はロボットが自転車を運転しているのではなく自転車型ロボットです。CMではよく見ましたが、実際に不倒停止や坂道走行、S字平均台走行を見るとちょっと感動します。

遠目ですがゆっくりと坂を上る「セイサク君」。分かります?

大手メーカーのド派手なデモ合戦が繰り広げられた大型ディスプレイ。「103型が回っている!すげー」って回っている意味はあるのか?

とても分かりやすい、眼鏡+白衣の先生。

「ユビキタスネットワークシンポジウム2006ショーケース」というブースで大学の研究室や企業の研究所が集まっていましたが、もっと真剣にアウトプットということを考えた方がいいですね。それは決して上記の大手メーカーのような派手な演出とか意匠性の問題ではなく、研究や開発の本質についてのコミュニケーションは研究や開発と切り離さずに考えなきゃダメでしょう。「RFID PLAZA」やところどころにいたロボットも同様に感じました。

SENSATIONAL EXPERIENCE

タバコブランド“KOOL”が雑誌TOKIONとコラボレーションして作るフリーペーパーの取材を受けました。「“SENSATIONAL EXPERIENCE”を受けたと思われる、アイテム(小物、ステーショナリー、本など)をステーショナリーを中心に7~8点ほどご紹介してください」とのこと。純粋に“SENSATIONAL EXPERIENCE”ということで選ぶと上位は本ばかりになってしまいますが、長く愛用しているステーショナリー等もまじえた今回のセレクトは以下の通りです。

D.I.MのRULER BRUSH
Pelikan Rollfix
STAEDTLER 三角スケールアルミ芯ポケット型
raster-notonの20' to 2000シリーズ
Light- Lightwedge Reading Light: Paperback Size
ゲーデル,エッシャー,バッハ―あるいは不思議の環/ダグラス・R・ホフスタッター
Letters from Wittgenstein, Abridged in Ghent./JOSEPH KOSUTH(amazon.co.jpでの取り扱いはありませんがとても美しい本です)

11月1日に配本予定だそうです。

耐戦闘機壁

GIGAZINEで見つけたのですが、これは凄まじい!
http://www.youtube.com/watch?v=--_RGM4Abv8
F4ファントムが木っ端微塵って....目を疑ってしまいます。一体この壁の素材・構造そしてコストはどうなっているのでしょうか?原子力発電所以外の一般の建築物にもこの壁の強度レベルを求められるようなーそんな恐ろしい社会にはならないでほしいものです。

夜、松本くんとbistro mother moonで食事をしながら打合せ。プロジェクト全体の動的ネットワーク創りについてのお話等。まずは北海道と農業のリサーチから始めましょうか。

LIBRARIES

今日は北山創造研究所のみなさんとトランジットの中村氏とBACHの幅氏とでプロジェクトS(仮名)の打合せがありました。幅さんはさすがに色んな本を読んでいるし本への愛着がすごいです。(自身では紙フェチだと言っていました)僕がこのプロジェクトの参考資料にしていた

Candida Hofer : Libraries
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Umberto Eco
Thames & Hudson Ltd
売り上げランキング: 1,271,632

を幅さんも参考にと持って来ていました。これは本当に本好きや図書館好きにはたまらない本です。まさに圧巻!

その後中村くんとsign外苑前に場所を移して別プロジェクトの打合せ。こちらも楽しみなプロジェクトです。しかし中村くんは八面六臂の活躍ぶりです。体を壊さないように少しはご自愛くださいませ。

COBE

今日は午前からちょっとした打合せと、すごく長くて動き回る打合せと、これまた長くて途中から飲んだり食べたりの打合せとで一日が終わってしまいました。でも何もフォームを用意しないで複数の人と喋りまくるのは頭が激しく運動して心地いいですね。O社社長のA氏から日本武術(道場を持っているそうです)のお話を聞く。「真剣の切っ先を喉元に向けて...」などと穏やかな笑顔で話されるのがおもしろかった。

ノーベル物理学賞にジョン・マザーとジョージ・スムートの二人が選ばれました。
http://www.asahi.com/science/news/TKY200610030412.html
「COBE」やりましたね。ジョージ・スムートには宇宙のしわ―宇宙形成の「種」を求めてという著作があります。持っていたはずなのに本棚を探しても見つかりませんでした。

スポーツの秋

スポーツの秋ということでこの週末はスポーツ盛りだくさん。

まずは人気下降気味のプロ野球ですが、阪神負けてしまいました。極めて厳しい状況に追い込まれましたね。というよりここから逆転するのは奇跡でしょう。実はものごころついたころからトラキチでした。父親がトラキチだったので。幼いころのパジャマは僕は22番田淵のタテジマで弟は31番掛布のタテジマでした。最近はめっきりスタジアムに行くことはなくなりもうトラキチとは言えませんが、webのリアルタイム速報は仕事中でも頻繁にチェックしています。この状況に陥っても未だ逆転優勝、そして新庄のいる日本ハムとの日本シリーズ(見たい!)を夢想してしまうところがトラッキーです。

K-1 WORLD GP 2006がありましたが、K1への関心はどんどん薄れています。TV中継は見ていませんし、録画もしませんでした。これもひとえに谷川K−1イベントプロデューサーのいかがわしさによるところが大きいと思われます。

JリーグのJ2では横浜FCがついに首位に立ちました。カズや城がまたJ1でやる姿を見たいです。上位は混戦なのでまだまだ予測不能状態は続きます。J2の昇格争いは最後までガチ勝負です。それからこの週末のJリーグをふまえて日本代表が発表になりました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/data/mem_a.html
ガンバの播戸竜二、これが初選出なのですね。おそらく佐藤寿人と2トップの1枚を争うことになりそうですが、Jリーグの成績もガチで競いあっているのでおもしろい。

最後に凱旋門賞。僕はギャンブルには全く興味がないので馬券を買ったことはありませんが、レースとしての競馬は好きで菊花賞や有馬記念等時々テレビで見ますし、ディープインパクトの前走の宝塚記念のぶっちぎりレースもテレビで見ていました。サッカーのワールドカップに近い感覚で見ていましたが残念な結果でしたね。ただ(ギャンブル性を抜いた)競馬はレースのプロセスがおもしろいので、そういう意味ではガチないいレースでした。賭けてもいないのに力が入ってしまいました。

ガチなスポーツ見るとやっぱり自分でやりたくなりますねー。ジムとかではなくプレイしたいです。できるものは限られますが、まずはテニスでも本気でやろうかしら。