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主観の特権性を疑う

下條信輔さんの連続セミナーUTCP連続講演会 行為、意志、意識—主観経験の神経科学に行きました。下條さんはカリフォルニア工科大学生物学科の教授で、サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤等、認知科学や神経科学に関する優れた入門書を書かれています。

本来は事前登録が必要なのですが池上さんにお願いして入れてもらいました。ありがとうございます>池上さん。今日の第一回でまずは下條さんから「主観の特権性」について様々なポイントから疑問が提示されました。意識の連続性についてや記憶の確信度へのの疑い等いずれも興味深い。そしてついにはクオリアそのものすら疑い得る?ーというところまでこのセミナーで突っ込むようです。が、しかし第一回はセミナー全体のガイダンス的役割でそれぞれの踏み込んだ考察は第二回以降に。残念ながら僕は打合せがあったのでそこまででした。連続セミナーなのに次に行けるとしたら最後の回くらいしかありません。うーん。

それからsign代官山に猛ダッシュで向かい、トランジットの中村くんと木村さん、そしてもう一人の中村さんとDNMのjakobとで新プロジェクトの打合せ。近いうちに東京の夜に白夜が体験できるかもしれません。まだまだ乗り越えなきゃならないことはたくさんありますが。

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