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第三の眼

あるプロジェクトのブレストで港千尋さんに久々にお会いしました。港さんは今年開催されるヴェネチア・ビエンナーレの日本館のコミッショナーをされています。
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/art/j/52/
そのため今年は特に多忙のよう。

港さんはいつも軽やかに境界を繋いでいきます。何か決まった領域と領域の境界というのではなく様々な境界にふわりと立ちつつそれらを繋いでいくという感じ。実際に時代の境界や社会の境界を歩いて撮り続ける中で獲得したであろう『第三の眼』と『考える皮膚』は柔らかな笑顔をたたえつつも強烈に鋭いです。特に様々な領域の人々が集まっての話しの時はそのスタンド能力は異常に高まります。d-laboのこともちらりと話しましたが一緒に面白いことができるかもしれません。

第三の眼―デジタル時代の想像力
港 千尋
廣済堂出版
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