都合のいい真実
寒い北海道が戻りましたが東京は暖かいというより暑いくらい。戻り次第いくつかの打合せ。
が書籍・映画共に好調のようです。書籍の方を見ましたが、豊富なヴィジュアルを使った分かりやすい視覚表現で温暖化問題に関心を持つ(気づく)きっかけにはなると思います。ただ、ゴア氏の本というのであれば、なぜこれだけ温暖化問題が表出してきても政治(特にアメリカの)がアクションを起こせないのかーという問題にもっともっと深く鋭く切り込んでほしかったです。単に「ブッシュ+チェイニー政権」を批判するだけでは全く意味がない。じゃあ政権が変わったからといって根本的に解決するのかは疑問です。科学者でもなく社会活動家もない政治家としての彼にしか語れないところはそこにあるのだから。「一瞬だけ大統領になったアル・ゴアです。」というジョーク(?)も全く笑えません。