求められるアート
六本木のポアントへ打合せ。何だか頭がまわらなかったのでらくがき描いてのコミュニケーション。もっと環境リサーチが必要だ。
お昼はまた某店でハンバーガーを食べ、その後渋谷の東急電鉄でトランジット木村さんと中村さんらと共に打ち合わせ。長い設計説明会の後場所を変えて別プロジェクトの打合せ。意外だと思われたようですが、mattは「オーセンティック」なものも創れるのです。まあ、「オーセンティック」な中にもスマイルは潜ませてね。
mattへ一度戻った後、東大駒場の池上高志さんの研究室へ。今年の夏(?)刊行される予定の池上さんの本の話し等。「単に装丁の素材・ヴィジュアルやページ構成ということだけではなく、本のデザインは書くー読む行為の流れ全体の中にあります」というような話しをしたら、池上さんは「求められるアート」と言った。とても興味深い話しだった。まだ書かれていない第二作のことまで話す。池上さんはテキストの締め切りを気にしていたけれど、池上さん自身が納得いくように書いてもらいたいです。
大竹伸朗「全景」展図録なんて先日また刊行延期のお知らせが封書で来ていましたが、キャンセルなんて全く考えないよ。むしろこの過程も楽しんでいます。