« June 2007 | メイン | August 2007 »

宙飛古書店

VAGANCEのLEGGO-本のある生活の対談で渋谷のFlying Booksさんへ。今回のお相手はFlying Books店主の山路和広さん。

Flying Booksは実はこれが初めてでした。ケルアック、バロウズ等のビート・ジェネレーションを中心に精神世界、ドラッグ、仏教、民俗学、心理学、現代思想、アメリカ文学等から古い雑誌まで幅広く揃える。ここはただの本屋ではなく頻繁にライブやポエトリーリーディング等のイベントも行なうし、カウンターで一杯から挽くコーヒーも飲めるし、CDから様々な紙媒体まで出したりしています。古書店にありがちな閉じた空間ではなくとても開けて軽やかな空間。それは店主山路さんのキャラクター+実践から生み出されているのだなーと初対面でしたがゆるりとお話しして思いました。ケルアックの『路上』を二十歳頃に読もうとして全く入り込めずに挫折したのですが、山路さんも最初は挫折したそうです。『路上』は河出の世界文学全集で新訳『オン・ザ・ロード』で出ますね。この無謀とも思える全集の企画はなかなか楽しみです。

今回の収録分は8月中にはアップされる予定です。でも、その前の田川欣哉さんのもまだだなー。

蹴る群れ

アジアカップで日本代表が敗れ、参議院選挙で自民党が敗れた週末、アジアカップを勝ち取ったのはイラク!素晴らしい戦いぶりでした。オーストラリアの参戦、イラクの復活等今後はアジアの戦いも熾烈になるなー。

蹴る群れ
蹴る群れ
posted with amazlet on 07.07.30
木村 元彦
講談社 (2007/02/16)
売り上げランキング: 12430

橋を造るように

恵比寿でDGN、rhizomatiksと共にd-laboのコンテンツ打合せ。このチームなかなかのくせ者揃いなのですが、実はwみんなナイスガイだし体験を重ねてチーム力も上がってきたと思う。それにしてもd-laboはほとんどライフワークになりつつあります。もちろん自分から求めてそうしていますよ。

終了後、工事が始まっているDIVA+の現場へ。

狭い空間な上に窓は開けられないので現場は蒸し返すような暑さ。そんな中でみなさん黙々と打込んでいます。それにしても奥の増築部分はひどい造りだ。マットエース(mattとは関係ありません)をしっかり充填して断熱&防湿します。今回はほぼ木の構造材で構成していきます。動きとしての構造を造るー橋を造るように空間を創りたい。

橋といえば子供の頃、香住の祖母の家に行く時に余部鉄橋を通るのがいつも楽しみでした。列車から見ても下から見上げてもこの鉄橋を「かっこいい」って見入っていました。架け替え工事が既に始まっているのですが、香住の夏のきれいな海とともに久しぶりに行きたいな。

6,000g

今、マットではレオンハルトのフローベルガー:チェンバロ名曲集がヘビロテです。ATAK渋谷慶一郎くんがブログで激賞していた上にVAGANCE SALONEで会った時にとどめをさされ即amazonで購入したのでした。音楽的解説は渋谷くんの明晰な解説をお読みください。これだけ録音がいいということは空間がいいということだよなーと思いながら聴く。他にもすすめられたのでチェンバロ色々聴いてみます。

not' & rEALLの打合せでnotosに行った時に廣澤さんがこれを持ってきていて僕も触らせてもらいました。わー、ちゃんと飛びますよこれ。欲しー。「これでネネム(アビシニアン、♂)と遊ぼう」って言ったら、みんなに「一撃で壊されるよ」と一蹴されました。確かにハニービー約10g<ネネム約6,000g じゃあね。

バー直撃

普段は自転車ですが、最近はあちらこちらと打合せが頻繁なので電車に乗る機会が多い。で、当たり前のように車内も寒いわけですよ。「涼しい」ではなく「寒い」です。いいかげんにスーツを来ている人間を基準にした空調はやめようよ。これだけ「温暖化」とか「エコ」とか言っていてそれはないでしょ。暑かったらジャケット着るな。それだけの話し。

これから始まる予定のプロジェクトのための資料を探しにまた丸善へ。物理雑誌パリティ等を出しているだけあってやはり理工系は充実している。今日は素材関係の資料を探しましたがいいものが見つからず。神様ドォルズ(1)をジャケ買いする。いわゆるあれ系でした。

そして夜、日本×サウジアラビア戦。うーん...コンフェデに出れないのはとにかく残念。羽生がついに...と思ったけどバーに阻まれてしまった...。まだできていないことはたくさんありますが、オシムは確実にチームを創っています。ジーコのオールスターとは雲泥の差だ。三位決定戦ってモチベーション下がりやすいのですが、韓国戦なのでどうかもう一つしびれる試合をお願いします。

天秤にかける

柏崎刈羽原発のIAEA調査団受け入れが正式に決まったというニュース。
http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY200707230597.html?ref=rss

新潟中越沖地震による柏崎刈羽原発の水漏れ&火災事故の発覚以降(注:いずれも超長文)
原発がどんなものか知ってほしい(全)
Re:原発がどんなものか知ってほしい
等にアクセスが集まっていたようです。

原発に関しては考えれば考えるほど簡単に賛成/反対って言えないという何とも煮え切らないもじもじくん状態です。よく「リスクとベネフィットを厳密に天秤にかけてみるー」という話になりますが、何にとってのリスクとベネフィットなのかというところも厳密に考える必要があると思います。例えばジェームズ・ラブロックが天秤にかけるのは「生物も非生物も含めた総合システムとしてのガイア」にとってのリスクとベネフィットであり、ある原発反対派の人々にとっては「われわれ」にとってのリスクとベネフィットだったりします。その際の「われわれ」の範囲も人によって大きく違うでしょう。そういうことで社会としての議論にはなかなかなりにくく、結局は直接関係する人々のパワーバランスで原発行政&経済は進んでいくというのが実情です。本来原発は開発する/しないを先に決定してから進めるのではなくソーシャルデザインとして一から取り組んでいく必要があると思います。

待ちに待ったヒストリエ(4)ナチュン(2)を読む。ナチュンは何だかすごく底深くなってきた。おもしろい。

アジアカップ=PK戦=川口=かみっ!

どちらであれ退場が出ると試合全体のレベルが下がることになる(精神的な部分は別として)。この試合もそう。同点になったシーンまでは見応えある試合展開だった。勝ったことは本当によかった。川口の特に二本目は本当に「かみっ!」と思った。

サウジ、イラク、韓国といいベスト4じゃない。今度こそ切り札水野&羽生でよろしく。(オーストラリア戦は出場さえせず...)

強い表現

IPCC第4次報告書に基づく特集がNewton 2007年08月号科学 2007年07月号と続きました。基本的には第3次報告の延長なのですが、江守正多氏の「さまざまな不確実性が科学的に検討された後に、このような強い表現が採用されたことの意義はきわめて大きい。」という言葉が重い。

等と考えている場所(カフェ)の冷房がアホみたいに強過ぎたりする。もちろん僕はお店の人に言って冷房を弱めてもらいますが。

それにしても土曜日のアジアカップ準々決勝日本×オーストラリアが楽しみ過ぎる!こんなに待ち切れないのはドイツワールド杯の開幕前以来だ。鍵はボランチだと思うのですが、鈴木で大丈夫か?それと駒野のディフェンスも不安。けどねやると思うよ。多分交代で出場する水野と羽生が。(でもそこに期待する展開はスリリング過ぎる)オシムのやりたいことをこれから徹底的にやっていってもらうためには今日は勝たなきゃー!

VAGANCE SALONE Vol.01

ランチタイムに中学時代からの友人余村と会う。久しぶりで髪が伸びていたせいか手を振ってもシカトされた。僕はこれ非常に多いです。帽子被ったり/被らなかったり、眼鏡かけたり/かけなかったり、髪型変わったり...だけで気づかれなかったりします。よほど顔の印象が残らないのでしょう。余村の「事務所を探している」という話を聞いて、僕も(家か事務所かどちらか)動きたいーという欲望がまた頭をもたげる。

夕方からは打合せの連続で神谷町ー六本木ー西麻布ー六本木と細かく移動。夜はVAGANCE SALONE Vol.01へ。現地でd-laboの山本さん、小名木さんらと合流。クララこと倉重くん(国立国会図書館)を紹介したらクララがd-laboで働くことに(もちろん本人の強い希望で)。国立国会図書館は就業に支障がなければOKなんだって。それはそうと国立国会図書館新生プロジェクト(勝手に構想)の方もがんばろうよ>クララ

ATAKの渋谷くん&マリアがDJ(今日は特に上げ上げ↑)をやっていたのですが、MCの女性がマイクで「マリアさま」と連呼していたのが面白かった。渋谷くんがブログでも書いていたフローベルガー:チェンバロ名曲集の話を直接聞いて早速amazonで注文しました。

not' 動き出す

某社へ『not' mansion』のプレゼンを行ないました。これが進めば住環境は間違いなく変わります。マーケティング的なイメージの話ではなく実際の住環境体験が変わるのですから。今日は本プレの前段階という感じ。次のステップに進めるといいのですが。

終了後、廣澤さん、さやかさんと東京駅内のスタバで諸々話す。みんなの話を聞きつつも「『not' station』もやらなきゃ」とぼんやり考える。

二人と別れてせっかくなのでオアゾの丸善に立ち寄り、

ヒトと人のあいだ (シリーズヒトの科学 6)
野家 啓一
岩波書店 (2007/06)
売り上げランキング: 95423

フィロソフィア・ロボティカ ~人間に近づくロボットに近づく人間~
夢に迷う脳―夜ごと心はどこへ行く?
科学 2007年 07月号 [雑誌]
を購入。

早速読み始めた『ヒトと人のあいだ』の金森修、黒崎政男、長谷川寿一、三輪敬之、野家啓一による座談が面白い。これはぜひノーカット版で読み(聞き)たい。

水の百科事典

一日中調べたり、資料作ったり。

水の百科事典
水の百科事典
posted with amazlet on 07.07.16
高橋 裕 久保田 昌治 蟻川 芳子 門馬 晋 綿抜 邦彦 和田 攻 内藤 幸穂 平野 喬
丸善 (1997/09)
売り上げランキング: 175806

amazonマーケットプレイスで見つけて購入。先日お会いしたtakram design engineeringの田川欣哉さんの例のボックスに入っていた一冊です。パラパラと見せてもらってとても面白そうだったので。「水」は「木」と並んで今最も感心ある事項の一つです。

エゴエゴアザラク

エゴバッグ
エゴセレブ
エゴマーケティング
エゴマーク
エゴライフ
エゴキッズ
エゴクッキング
エゴプロダクツ
エゴクラブ
エゴドライブ
エゴカー
エゴハウス
エゴギャラリー
エゴツアー
エゴネット
エゴマネー
エゴファミリー
エゴタウン
エゴケミストリー
エゴテクノ
エゴウォーキング
エゴシステム
エゴエゴアザラクw

あー、すばらしいエゴワールド。

運動するもの

反町のDIVA+の細部を現場でつめる。人間(動物)は動きの中で自己と周囲との関係を変えていく。環境をデザインするということは決めるのではなく捉えるということです。だから細部はできるだけ現場で決めるようにします。今日は特に外部からの光の干渉/視点/鏡の関係について岩崎さんと再確認しながらつめていきました。

現場で動きながら考えたのですが、環境をロボット化するというのはOSのインストールのようなもので、それによってシミュレーションのためのシミュレーション(再現性も極度に低い)とは違う新しい環境デザイン・設計の手法が創れるのではないか。

ドイツW杯後の高原の決定率はすごい。まさに「運動するもの」だね。

わにとかげぎす

一日中移動しながら打合せの連続。最後のd-laboの打合せは特に熱ーく。午前中のルノアールでの打合せ中に食べたモーニングだけだったので終了後は完全にエネルギー欠。

夜中一人生中継(日中一切ニュースや話題を遮断して録画を生中継気分で観ること)でU-20日本×チェコを観る。そうですか。あの展開で負けですか。いや、あの展開だから負けたーの方が正しいか。香川くんはハンド絡みで2得点も奪われた。今回のは痛過ぎるミスジャッジ。明らかに手がボールに反応していたよ。GKの林くんだけはやっぱりアマチュアだったなー。威嚇しても全く怖くないんだもの。せめて次のスペイン戦までは観たかった。ま、アジアカップに集中しましょう。

読みました。これで完。ここのところの古谷作品は全て一つの作品の部分だと思っています。普通は多視点ものはそれぞれが絡みあうのが常なのですが、そう簡単に絡まないよーというのが古谷作品では、と勝手に思っています。だから終わりなき古谷作品の続き(部分=新作)が楽しみなのです。

ダークネスと霧に包まれて

朝からd-laboで打ち合せ。d-laboのみなさんとcafegrooveの富田舞さんとでd-log.のプログラム企画について。VAGANCEでやっている本のある生活のオフ会というかsalone@d-laboという感じになりそうです。詳細は近日公開します。

科学未来館の山元史朗さんのご招待(ありがとうございます>山元さん)でヨハン・ヨハンソンの世界を観にいく。ヨハン・ヨハンソン氏は『IBM 1401, a user's manual』の人ですね。ライブは想像以上に叙情的。深い(強いとは違う)ダークネスを内包する叙情性。これがアイスランドの環境によるのか、僕の乏しいアイスランドに関する知識では分かりません。ただ叙情性に寄るとどうしても印象に留まってしまい現象までたどりつけないことが多いと思う。ライブの後半には霧の彫刻家中谷芙二子さんの人工霧も登場。これは対称的に徹底的に現象を見せる、のですが空間で重なった時にヨハンソン氏の音楽のため現象さえも印象に見えてしまった。

終了後、中谷さんが自身で試行錯誤した上にたどりついたという噴射口の先の細かい鍵のような金物を山元さんに見せてもらった。この人工霧を空間のエレメントとして使いたいですね。ここでも意匠的な印象に終わらない手法で。あ、そういえばDiller+Scofidioがスイスのexpoでやっていましたね。霧の中のウォーターバー。....違うアプローチ考えよ。

鈴木先生(3) (アクションコミックス)
武富 健治
双葉社 (2007/07/03)

読みました。どこまでいくのだろう、リアリティの極致。本当にこんなマンガ見たことないなー。僕は先生にならなくてよかった。

コミュニケーションをデザインする

Lプロジェクト@伊勢佐木町のプレゼンテーション。このプロジェクトは特にコミュニケーションをデザインとして実装することが重要なのですが、その部分のコミュニケーションに苦戦しました。本当ならばコミュニケーションのコミュニケーションから始めなければならないのですが、限られた時間内ではそんな余裕はありませんでした。その時点では共有されていないであろう枠組みを持ってきて繋げるための具体的な手法がまだまだ足りない。そんなことを痛感させられました。

夜はついにフル代表の登場、AFCアジアカップ2007の初戦、日本×カタールを観る。U-20も盛り上がっていますがやっぱりフル代表の公式戦の緊張感は一味違いますね。それにしても暑そうだった。とてもサッカーやるような気象状況ではないことは画面からもうかがえました。そんな中でも素晴らしい流れで先制したのに....。あの脆さが代表の現状を表していると思います。あれ程オシム監督がジェスチャー交えて壁の間を空けるなと言っていたのに簡単に倒れてるんだもの。オシム激高していました。こうなったら残り2試合で確実に勝ち点3×2をとるしかありません。水野とか見てみたい。

試合後、締め切りがちょっと過ぎてしまっている原稿にとりかかりましたが、悔しくて手につかず。ーって完全に言い訳です。すみません>Aさん

囚人のジレンマ

朝はU-20日本×ナイジェリア戦。トーナメントを考えるといい戦いをしたのではないでしょうか。香川のトラップからのシュートはあまりにも見事すぎてハンドに見えてしまったのか。スローで見る限りは完璧な胸トラップでした。

終了後はビッグサイトで開催されていた東京国際ブックフェア2007へ。新刊が20%引きとかで購入できる(全てではありませんが)ので僕は毎年行っています。ただ、今日はゆっくりする時間がなく最低限のブースだけを駆け足で回る。最終日で在庫も少なくなっていました。

今回購入したのは、

囚人のジレンマ
囚人のジレンマ
posted with amazlet on 07.07.09
リチャード パワーズ 柴田 元幸/前山 佳朱彦
みすず書房 (2007/05/24)
売り上げランキング: 10487

ゴーレム100
ハル、ハル、ハル
ことばと対象
論理的観点から―論理と哲学をめぐる九章
フレーゲ哲学の最新像(双書現代哲学5)
他...

囚人のジレンマとゴーレム100はジェケ(装丁)もかっこいいしめっちゃ楽しみ。

それから重い荷物を抱えてmattへ。明日のプレゼンの仕上。途中前田くんが美味しそうな桃を持ってきてくれて(ありがとう>みさちゃん!)少しだけ話す。それ以外はプレゼン準備に没入。


Google ブック検索

Google ブック検索日本語版がスタート。早速いくつか検索してみました。で、以下が検索結果の件数。

「自由意志」621件
「セキュリティ」247件
「温暖化」218件
「西田幾多郎」90件
「個体発生」21件
「ホワイトヘッド」17件
「ゲーデル」10件
「クワイン」3件
「アフォーダンス」1件
「オートポイエーシス」1件
「進化ゲーム」0件
(漢字のみの場合は件数に中国語書籍も含まれる)

まだまだ参加出版社が限られているので登録データの絶対量が圧倒的に少ない上に偏りもありますが、こういう段階でも公開した方が開発速度も精度も高まるのは間違いないでしょう。

これ参加(登録)した方が絶対に本は売れると思いますよ>出版関係のみなさま

そのスルーパスは通らないよ

つい先ほど、U-20日本代表が勝利で決勝トーナメント進出を決めました。コスタリカは本当に強いチームでヒヤヒヤでしたが唯一といっていいい決定機をみごとに決めました。素晴らしい連携からのゴール。このチームは代表では久しぶりにキャラクター性の強いチームではないでしょうか。

東浩紀さんが怒っています。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000307.html

これは当然怒るでしょう。僕も怒ります。相手が誰であっても許されない話ですが、著作権行政を司る文化庁が何をやっているんだーって話です。「これくらいのこと(相手も個人だし)スルーされるっしょ」くらいに思っているんですかね。仮に一担当者の問題だとしてもこんな人間が在籍する組織に著作権行政なんて任せられないよ。

そいいえば最近「文化庁にアップル激怒」みたいなニュース(真偽は不明)もありましたね。個人として東さんが怒るのとアップルが怒るのは意味が違いますが、相手が誰であれ怒るべき時に怒るということは大事なことです。

たくらむ

朝から、VAGANCEの「本のある生活」の対談のため新宿へ。三回目の今回はtakram design engineeringの田川欣哉さん。田川さんはデザイン・エンジニアとしてtagtypeafterglow等の開発をされています。

cafegroove(VAGANCE他を制作運営する会社)の浜田さんの「あのふたりは絶対に化学反応を起こすよ!」という思惑にまんまとはまり、あちらこちらに話が飛びながら大いに盛り上がる。田川さんの本はなんと400×300×300mm程度の無印の紙ボックスに収まるだけ!いつでもどこでも持ち運べる量でそれ以上は持たない。つまり新規で購入する場合は不要なものを売ったりする。でないとボックスに収まらないから。「既知なものに縛られたくない」というのはもちろん同感なのですが、ここまで徹底してできるのはすごい。僕にはできないなー。可塑性の話やチームワークの話等特に興味深かった。詳しくはいずれVAGANCEで。(いつ頃アップされるかはまだ未定)

終了後、富田舞ちゃん(cafegroove、「本のある生活」の仕掛人)とd-lobo×VAGANCE企画の打合せ。「本のある生活」のオフ会的なものになるのかーいろいろたくらむ。

六本木のポアントに移動して廣澤さんらと伊勢佐木町プロジェクトの打合せ。間近に迫った大まじめな話についてこちらもたくらむ。

たくらみはたくらみで終わらないように、mattに戻ってざくざく仕事する。渋谷くんや真鍋くんが登場するTest Toneには行けなかったよ。残念。

日本×スコットランド

FIFA U-20 World Cup Canada 2007、日本の初戦スコットランド戦は見事な勝利でした。ほんと、このチームが調子いい時はとても楽しいサッカーをする。梅崎のゴールも青山のゴールも見事なシュートとしか言えないのですが、周囲の連動がテレビで観ていても分かるくらいにダイナミックでこれら全体の連動性できれいなゴールが生まれたといえます。ただ、スコットランド戦ではこのチームの持つ脆さも露呈していました。スコットランドはとても実直なチームだったので大丈夫だったのですが、相手がコスタリカやナイジェリアだとこう簡単にはいかないのでは。でも今日のような出足の速さと連動性で戦えば充分に勝てるでしょう。今日以上に面白いゲームになることを期待します。内田にはもっともっと上がってもらいたい。

民放の実況&解説はほとんどノイズでしかないことが多いのですが、風間八宏さんの解説は冷静&落ち着いたトーンでいいですね。

生で観れない!

えーーーーーーーー、 FIFA U-20 World Cup Canada 2007、生で観れないじゃん!!!フジテレビ739じゃないと観れないってなんじゃー!僕はスカパーではドリームサッカーセット(Jリーグから世界のサッカーまで)というセットは契約しているけれど、フジテレビ739なんて契約していないよー。フジがやるなら地上波で生でやるべきでしょ。U-20とはいえWorld Cupだよ。許せんフジテレビ。かといって今からフジテレビ739なんて契約したくもない。開催地がカナダで時間帯(日本時間朝方)がTV局的に都合が悪いからって生で観れないとは....。だったら放映権買わなきゃいいのに。納得できんよ、全く。

追記:
ちゃんと調べてからブログに書かなきゃね。ごめんなさい。間違えていました。なんと!スカパーのドリームセットでもフジテレビ739が観れます。よかった、よかった。でもやっぱりこんなに楽しい大会は地上波で観れるべきだと思います。