ダークネスと霧に包まれて
朝からd-laboで打ち合せ。d-laboのみなさんとcafegrooveの富田舞さんとでd-log.のプログラム企画について。VAGANCEでやっている本のある生活のオフ会というかsalone@d-laboという感じになりそうです。詳細は近日公開します。
科学未来館の山元史朗さんのご招待(ありがとうございます>山元さん)でヨハン・ヨハンソンの世界を観にいく。ヨハン・ヨハンソン氏は『IBM 1401, a user's manual』の人ですね。ライブは想像以上に叙情的。深い(強いとは違う)ダークネスを内包する叙情性。これがアイスランドの環境によるのか、僕の乏しいアイスランドに関する知識では分かりません。ただ叙情性に寄るとどうしても印象に留まってしまい現象までたどりつけないことが多いと思う。ライブの後半には霧の彫刻家中谷芙二子さんの人工霧も登場。これは対称的に徹底的に現象を見せる、のですが空間で重なった時にヨハンソン氏の音楽のため現象さえも印象に見えてしまった。
終了後、中谷さんが自身で試行錯誤した上にたどりついたという噴射口の先の細かい鍵のような金物を山元さんに見せてもらった。この人工霧を空間のエレメントとして使いたいですね。ここでも意匠的な印象に終わらない手法で。あ、そういえばDiller+Scofidioがスイスのexpoでやっていましたね。霧の中のウォーターバー。....違うアプローチ考えよ。
読みました。どこまでいくのだろう、リアリティの極致。本当にこんなマンガ見たことないなー。僕は先生にならなくてよかった。