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青山ブックセンターリオープン3周年記念連続講演会

青山ブックセンターリオープン3周年記念連続講演会に行ってきました。ゲストは東浩紀さん、ナビゲーターは永江朗さんで「「批評」と「メディア」いうテーマを手がかりに「本」や「書店」の現在と未来についてのお話」。先日出た新潮2007年10月号掲載の『キャラクターズ』の話題から入ったのはいいのですが、そこから「「本」や「書店」の現在と未来について」つなげようとする際に、東さんが「価値と事実」と言っていましたが、前提としての事実認識があまりにも乖離していて価値の話にならず。これは先日のブログにも書いたことにも繋がる話。「そういう状況にちょっと切れてみたのが『キャラクターズ』です」と言っている人の目の前でどうして既に起こっている(起こってしまった)事実=変化を認めることさえできないのだろう。文学に限らず、どうしてこう認めない・視ようともしない人々が想像以上に多数存在するのでしょうか。環境?体制?なんだろうな。不感症としかいいようがない。それも個ではなく集団の不感症。

それにしても『キャラクターズ』は面白かった。が、その作品としての価値以前に読まないで固定的印象を持つ人がいるのでしょうね。だとしたらもったいない。それにしても切れる時もキャラクター化ってサービス精神高過ぎ。

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