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LIFE - fluid, invisible, inaudible ...

《LIFE - fluid, invisible, inaudible ...》を観にICCへ。前日にライブもやっていましたが、申込が何だか面倒で行きませんでした。元々YCAMの委嘱作品として制作され今年の春発表されたものですが、残念ながらYCAMへ行くことはできなかったのでICCで観れることになってよかった。

素晴らしいインスタレーションでした。特に高谷史郎さんによる映像は映像体験の多様性を拡張したと思います。人工霧、水、アクリル、床面と鑑賞者の身体。これらのスクリーンの部分と全体の現象と映像のデータベースとランダム性、そしてゆらぎによって生成される映像体験+音響体験はそれが「生命に気配」かどうかは別にして未知の体験でした。

ただ、時間や空間のリニア性が逃れようとしながらも物語への志向は持ち続けるところには僕は違和を感じる。それから一度鑑賞者が9つの水槽の下全てでぎっしり寝転がってしまってなかなか動かないとこのインスタレーションの楽しみは減少してしまう。寝転がったゆっくり観ることもできるし動きまわりながらも観れるという自由度を持つというオペレーションは不可能なのかな。

その後表参道あたりを歩きましたが、MVRDVによる表参道のビルが仮囲いも撤去されその姿を現していました。

前に見たCGと印象が違う感じがしますが、完成が楽しみですな。

夜はBENOITへ。誕生日ということでご馳走になりました。

特にアマダイのロティとデザートのキャラメルのグラスが美味しゅうございました。昔から誕生日というものに全く特別な感情を持っていませんが、こうやってお祝いしてもらえるというのはとても有難いことです。ご馳走さまでした。

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