SPACE FOR YOUR FUTURE
平行して進んでいるいくつかのプロジェクトが揃って遅行気味。それぞれ課題があってのことなのでやることはたくさんある。
夕方、東京都現代美術館で開かれるSPACE FOR YOUR FUTUREのレセプションへ。
一山超えたカールステンはかなりリラックスモードでした。彼の作品はシンプルで静かな光+音による体験する空間彫刻。他にはタナカノリユキさんの『Portrait of ERIKA Sawajiri』が強烈な異彩を放っていました。自身で下條信輔さんの解説付き限定ブックを配っていました。僕は見ていませんが、沢尻エリカさん本人も来ていて『101 ERIKAS』に作品が変わっていたそうです。これも作品の一部だったのかもしれません。
3Fの空間がどう見ても若手ファッションデザイナーの展示会会場にしか見えなかったのですが、後で資料みたらSANNAだそうで...。「アートとデザインの遺伝子を組み替える」って無理矢理な足し算でモードを作ろうというのが苦しいですね。全体を一通りみて何だか非常に哀しい気持ちになり一人で泣きながら帰る。
一度帰ってからunitのraster-noton japan tour 2007へ。david(kangding ray)がやんちゃでかっこよかった。カールステンや他のお兄さまたちはもう貫禄。raster-notonといいATAKといいunitは貴重なコンテンツを持っていると思います。