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『思想地図』シンポジウム

朝早くから笹塚で某プロジェクトのプレゼン。本来朝は弱いのですが今日はいいコミュニケーションができました。当初の無茶なスケジュールから少し時間に余裕もできたのでより複合的なシミュレーションができそうです。

夕方から東工大で開催された『思想地図』創刊記念シンポジウムへ。

早速まとめエントリーが上がっていました。比較的フラットなまとめだと思います。

『思想地図』シンポジウムまとめ(第一部)
『思想地図』シンポジウムまとめ(第二部)

このシンポジウムの前の東浩紀さんのシンポに向けてのメモメモ2を読んでから読むとより面白いかも。

結論があるわけではありませんが、分析と創造に留まる姿勢と立場表明という志向性との差異がはっきりと見えてきてなかなか面白いシンポジウムでした。個人的には東さんの「メンバーシップを必要としない決定もありうる」に同意します。そして、メンバーシップを必要としない決定とアーキテクチャの不可視な関係に僕の関心はあります。

全体としては工学的管理型アーキテクチャがより進んでいくのは仕方がないことではあるのですが、管理に内包された選択権を超える選択可能性が埋め込まれたアーキテクチャ=環境を創ることーそこに最大の興味があります。

「抽象的だけど具体的な思考」を目指すという東さんと北田さんの『思想地図』。これからの展開が楽しみです。

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