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UTCP書評会『動きが生命をつくる』

今日は時間が作れたのでUTCP書評会『動きが生命をつくる』に行ってきました。このイベントは科学哲学の村田純一教授らによる企てで参加者の多くは学生だったのでみなさんとてもまじめで、ほぼ全員が付箋や赤線のいっぱい入った池上さんの本を持参してきていました。手ぶらで来ていたのは渋谷慶一郎くんと僕くらいw

池上さんが「個体と環境」の話しをされたのでちょっとツッコミを入れてしまいました。もちろん池上さんが既にあの本の中でもそしてその後も「個体と環境」では捉えられない「生命(と名指しできないものかもしれません)」に迫っているのは分かってはいるのですが、それでもやはり自然に「個体と環境」という言葉が出てきたので。決していじわるをしたのではありません。

終了後、このイベントに来ていた佐藤竜平さんに声をかけられびっくり。佐藤さんは桑沢デザイン研究所(僕の母校です)でディレクターをしながら自身もアーティストとして活動されています。元々は僕の後輩が佐藤さんの彼女(現在は奥さま)ということで十数年前に知り合ったのですが今日は本当に久しぶりでした。僕のブログ→渋谷くんのブログという経緯でこのイベントを知って来たとのことでした。

それから学内にあるフレンチレストランルヴェソンヴェールでの打ち上げに参加。東大の中にこんなところがあるのを知りませんでした。UTCPではこの先もいろいろ企みがあるようで、3月(だっけな?)にはアルヴァ・ノエ Alva Noëやアンディ・クラーク Andy Clarkらをよぶ予定もあるそうでとても楽しみですね。下記2冊の早くの翻訳を希望します。

Action in Perception (Representations and Mind)
Alva N÷e
Mit Pr
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Natural-Born Cyborgs: <br>Minds, Technologies, and the Future of Human Intelligence
Andy Clark
Oxford Univ Pr (T)
売り上げランキング: 4700

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