合宿&湯治
先週は忙しかったー。その忙しさから一時的に逃れるように週末は前田くん&みさちゃんと共に栃尾又温泉(新潟県魚沼市)へ。彼らの新しい住居=ホワイトハウスプロジェクトのための合宿が目的で、宿泊先は宝巌堂という小さな温泉宿でした。
緑に囲まれ風が心地よく抜ける大変気持ちのいいところでした。そんなところでどうせのんびりしただけだろう?と思われるでしょうが、この温泉合宿というのが以外に成果が上がるんですよ。以前外苑前OFFICEをデザインした時もトランジットの中村貞裕くんと秩父温泉の露天風呂でのぼせながら何時間も語り合ってアイデアを編み上げていったということもありました。今回も畳の上に図面やら参考書籍やらを広げてリラックスした中で率直に意見を交わして目標も問題点も共有することができました。
宝巌堂のぬるめのラジウム温泉は入ってすぐは、ちょっと寒い?と思いましたが長く入っているとすごく気持ちよくなりお湯につかりながら眠ってしまいました。料理も質素ながらも地場野菜や川魚を中心に素材もよく本当に美味しかった。特に「鮎の背越し」と白米(魚沼産コシヒカリ)は感動しました。前田くんたちのおすすめだったのですがいい宿ですよ、ここ。
長湯のお供はこんな本でした。
人間はどこまで耐えられるのか (河出文庫 ア 6-1)
posted with amazlet at 08.07.22
フランセス・アッシュクロフト
河出書房新社
売り上げランキング: 54159
河出書房新社
売り上げランキング: 54159