トウキョウソナタ
恵比寿ガーデンシネマで「トウキョウソナタ」を観ました。黒澤清監督が真摯に描く超リアルなホームドラマ。いい映画でした。最後のドビュッシーの「月の光」が奏でられるシーンはすばらしかったです。ピアノの音色は再生への希望ーですね。
竹書房
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恵比寿ガーデンシネマで「トウキョウソナタ」を観ました。黒澤清監督が真摯に描く超リアルなホームドラマ。いい映画でした。最後のドビュッシーの「月の光」が奏でられるシーンはすばらしかったです。ピアノの音色は再生への希望ーですね。
Google10周年ということで記念して特別ページが公開されています。
ということで書店もまたGoogle特集が一杯。そんな中から面白そうなのを一冊購入。
「Googleには何ができないか」ってヒューバート・ドレイファスが書かないかなあ。もうさすがに無理か...。
『要塞都市LA 増補新版』が出ました。旧版を持っていて、この本を読んだ時期にちょうどLAを訪れたこともあり非常に刺激を受けた一冊です。こういう増補新版とか改訳新版っていうのが一番悩ましいですね。それなりの分量のアップデートなら迷わず購入なのですが、あとがき追加程度の増補の場合も多々ありますから。文庫落ちでの増補ならいいのですが、青土社だからなあ。
本といえばiPhone/iPod touch用の青空文庫ビューア「Touch the Sky」がいいですよ。サイズ、フォント、レイアウト共にとても見やすく、さらにはページをめくるインターフェイスも秀逸。それから読みかけの(読んだ)本の履歴が残るので続きから読むことができるのも嬉しい。僕はiPod touchなのでWi-Fi環境に限りますが、それでも本を持ち忘れた時や持ち歩いている本以外を読みたい時にいいです。
動的な多対多の関係性を前提にして動くゲームをつくるということを考えています。そしてそれを環境のどのレイヤ−にどのように実装し動かすかも含めてがそのゲームのデザインとなります。最近池上さんと会うたびにそんな話をしているのですが、これは場をつくることからやることになりそうです。
今日の夜は逢坂くんやクララら男子のみ5人で新大久保の台湾料理屋でご飯を食べて、その後新宿まで歩いて久しぶりに卓球ー。途中から渋谷くんも乱入して安室ちゃんやあゆをBGMに大いに盛り上がりました。本当は食事の後逢坂くんと映像編集の打合せをするはずだったのにねえ...。
卓球バーもいいけど、本気の卓球場が中目黒にできてほしいです。
ここ一週間で2つの進行していたプロジェクトが消滅しました。これは相当に痛い。巷ではリーマン破綻の衝撃が駆けめぐっています。それとこのプロジェクト消滅の間には直接的な関係はありませんが背景としては繋がっています。詳しいことは書けませんが。金融であれ、不動産であれ、ITであれ、産業や組織の肥大化の先は一気に破裂する(はじける)かゆるやかに萎んでいくしかありません。
気分転換に散歩に出かけたら久しぶりに本以外に買い物(スニーカー)をしてしまいました。途中立ち寄った青山ブックセンターで「へい、め〜ん!」と変な人に声をかけられたなあと思って見たら池上さんでした。家族四人で仲良くお散歩中だったようです。少しだけ立ち話をしてから僕は新書を一冊買ってまた歩きました。
冒頭に書いてありますが、僕が自身で考えたと思い込んでいた「大人になると一年が短く感じられるのはなぜか」への答は「ジャネーの法則」として一般的に知られているらしい。そして現在、「ジャネーの法則」は科学的研究としては検討すべき仮説とはみなされていないそうです。
前夜のライブの打上げで赤鬼&青鬼兄弟(渋谷慶一郎&東浩紀)に拘束されてしまいw、睡眠できないまま朝一から打合せやら現調やらが続き朦朧とした一日でした。途中時間が落ちたり奇怪な時間経過が起こったりしましたが何とか。
夜、PUBLIC IMAGEというメンズブランドの2009 SPRING/SUMMER COLLECTIONを観に行きました。観客席の中に弦楽器奏者に配置されていてそれを渋谷慶一郎くんが指揮するーという中でショーが行なわれました。ピアノとストリングスの違いはあるものの音が前夜のライブとつながっているように感じたのですが、部分的にコード展開が重なっていたようです。池上高志さんと並んで観ていたのですが、洋服(モード)に興味が持てない二人にとっては完全に音のライブでした。
おかしな時間経過で進んだ一日の終わりに時間の本を買って帰る。郡司ペギオ-幸夫さんの新刊です。
GoogleのロゴがLHCになっていますね。
宇宙誕生の謎を探るCERNのLHCプロジェクトがいよいよ始動
WWW(World Wide Web)誕生の地であるCERN(欧州合同原子核研究機関)で今度は素粒子物理学の革命が目撃されるのでしょうか?そして、超ひも理論は統一理論となるのでしょうか?
復刊やら改訳やらSFがいっぱいですね。久しぶりにSFのまとめ買いしてしまいました。特に『ディファレンス・エンジン』のハヤカワ文庫からの復刊は嬉しい。角川書店の単行本で随分前に読みましたが、ちょうど読み直したいと思っていたところなので。Esquire(エスクァイア)の最新号もSFですし、もしかするとSFが.....いや何でもありません。
以前、インタビューをお受けしたTOKYO SOURCEの出版記念パーティ@CLASKAに行ってきました。CLASKAは体制が変わってからは初めて。建築や共有部のインテリアはほぼそのままにも関わらずオペレーションが替わっただけで随分印象が変わるものですね。
『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』に登場しているみなさんへのインタビューをやっていましたが、それがあとがきトークという感じで面白かったです(米田さんは大変そうだったけど)。TOKYO SOURCE編集長の近藤ヒデノリさんにもやっとお会いできましたし、新野圭二郎くんや伊藤剛くんら本当に久しぶりの面々にも会えて嬉しかった。
会場で本を販売していたので僕も購入して帰りました。こういうのはやっぱり2号、3号と続いていかないとね。ささやかではありますが応援したいと思います。
ジュンク堂書店新宿店で開催されたトークセッション 東浩紀×速水健朗「ライトノベル的 vs ケータイ小説的」に行ってきました。速水氏の『ケータイ小説的。〜“再ヤンキー化”時代の少女たち』の刊行記念。
「政治の重層性・遍在性」についてや世の中に蔓延る言説の粗雑さへの苛立ちなど、東さんが様々な地点で繰り返している話から展開していきましたが、それらは一見関係がないように見えるこの日のタイトルに繋がっていくというお話。そして、ショッピングモールも同じく。二人ともショッピングモールマニアで、特に速水氏は業界紙(「SC JAPAN TODAY」かな?はっきり見えませんでした)を購読しているらしい。「世界共通のインフラとしてのショッピングモール」→プチブルの連帯(グローバル市民)→そしてマルチ・チュードへ、という話はもっと聞きたかったです。
今日も話に出てきた東さんと桜坂さんによるギートステイトの書籍化が実現したら2045年を舞台にしたギートステイトに登場するショッピングモールをデザインするという企画案があって個人的に相当盛り上がっていたのですが、プロジェクトそのものが休止したために残念ながら実現しませんでした。でもギートステイトで小説というフォーマットで実践していた手法を建築・空間デザインに部分的にでも取り入れてやってみたいという話は東さんにも繰り返ししていて、今日の話を聞いてその思いがまた高まりました。
新宿バルト9で『スカイ・クロラ』を観ました。いえいえ、東浩紀さんが今日のブログで激賞していたのを読んだからではありませんよw偶然前日にネットで予約していたのです。でも東さんのブログで低かった期待値がぐーんと急上昇したのは事実です。まずいものを読んでしまったと思いながら向かったのですが、高まった期待値を軽々と超える見事な作品でした。
僕も森博嗣の原作は未読なのですが、おそらくこれは奇跡的なマッチングなのではないでしょうか。あるシーンで思わず泣けてしまったよーってまずくないですか、自分。POLYGON PICTURES等による3Dも『イノセンス』を凌ぐ素晴らしさだったのですが(空と戦闘機が秀逸!)、そんなの関係なくアニメ好きでなくても充分に楽しめる作品だと思います。
平日のミッドナイト上映とはいえ、観客はおよそ10人程。観る側としては広々快適でよかったのですがもったいなさ過ぎる。ポニョもいいけどキルドレもぜひ。
9月11日に行なわれるライブのリハーサル&現調のために永福町のsonoriumへ。青木淳(意匠設計)+永田音響設計による真っ白な音のためだけの小さな空間。当日はこの空間が様々なもので満たされることになるでしょう。
人間(ヒト)の境界に関する本をいくつかパラパラと読んでいます。
『エンハンスメント論争』の第1部は『Better Humans?』の翻訳で、エンハンスメント(増進的介入・能力増強)に関して様々な立場の意見が収められていて面白い。境界を巡る時、差異に感心が集まりがちですが重なりの方にこそ肝心なことが隠されていることが多いと思います。
ヘアサロンichiの撮影のため南浦和へ。ことごとく雨にやられて延期になっていたのですがようやく撮影できました。前にも書きましたが今回お願いしたのは新津保建秀さん。新津保さんの空間の光をとらえるセンサーは素晴らしく鋭敏でした。アングル等を真似して撮ってみましたが、当然ながら全く違うものに。
(RICOH R8で撮影)
久しぶりに空間の撮影に立ち会って、自分で撮ることももう少し本気でやってみたくなりました。NIKON D90は動画も撮れるし相当面白そう。新津保さんに少女を撮るための秘訣も教えてもらったのでぜひ生かしたいと思いますw