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現代の現代思想

「日経アーキテクチュア」の最新号にSign霞が関が紹介されています。特集の「情報発信ウオール & サイネージ革命」にもBIT THINGSwomb projectがちらっと出ています。ぜひご覧になってみてください。

文化系トークラジオ Lifeの東浩紀さんがゲストの回をpodcastで聴いていましたが、これすごく面白いです。電車の中や歩いている途中で何回も吹き出してしまいましたもん。もちろん笑いはあくまでも一部です。

2009年5月24日「現代の現代思想」

番組は文化系とうたっていますがこれは何系であれ関係なく聴いた方がいいと思います。

架橋

先日のエントリーで書いた「グーグル的建築家像をめざして」の感想に藤村龍至さんご本人が言及されています。

6月28日、濱野智史さんと「設計」を語ります

李さんのインタビューは『建築雑誌』6月号の第1特集で掲載されていますが、「これで建築とインテリアの間にコミュニケーションは生まれるのでしょうか?」と問題提起。一度ゆっくりお話伺ってみたいですね。


で、僕がこれを読んだ直後に某媒体のプロデューサーから、藤村さんとの対談企画の依頼メールが届いてびっくり!藤村さんには二つ返事でOKをいただいたのこと。というわけで近いうちに対談します。僕も願っていたことなので楽しみです。

6月28日の藤村さんと濱野さんのトークイベントも行きますよ。

濱野智史×藤村龍至トークイベント「設計/デザインを考える」

FILE075:「博士の愛した『イノチ』」

お知らせです。本日、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」という番組に池上高志さんが登場します。

FILE075:「博士の愛した『イノチ』」

池上さんは「あの短い時間で話すのは難しいよ」と言っていましたが、複雑なことを安易に還元することなく複雑なまま扱おうと実直に取り組む池上さんの一端は伝わるのではないでしょうか。23:00からですので、みなさんぜひご覧になってください。

tweets

予想通りと言いましょうか、twitterを始めてから見事にブログの更新頻度が落ちてしまいました。

PingPongチームリーダー岡さんが僕の6月に入ってからのtweetsをAPIで取得してくれました。せっかくなのでこんなことをしてみる。(クリックで拡大するとまあ読めます)

(via Wordle - Beautiful Word Clouds

twitter/人力→ブログ/自動生成でいいかもしれません。

ストーリーテラー

シェアする場をつくっています。空間/モノをシェアするということと時間をシェアするということは対称性を持っているように見えてそうじゃない場面も多々あるため、時間構造を取り込もうとするととんでもなく複雑になって難しいです。結果としての行為の展開は考えずに行為の機会に絞って考えるのですが、それをプレゼンテーションとして伝えるのがまた難しい。それを語り伝えるストーリーテラーがプロジェクトの進行役としてデザイン・設計する人間とは別に必要なのかもしれません。

heartbeatsのjakobと久々に会ってSign代官山でランチしました。彼はサイトをみてもらえば分かるように完璧なオシャレ系なのですが、今日はマンガ喫茶やアニソンの話。ストックホルムにもメイド喫茶ができたのは知らなかった。マンガ喫茶はまだないらしい。

アニソンといえばこんなものこんなものが出ますね。発売前でAmazonランキング:音楽で11位と13位とな。

書物復権2009

前のエントリー、残念に感じるのはけっこう期待していたからなんですけどね。

渋谷ブックファーストで原子爆弾の誕生〈上〉〈下〉が復刊しているのを発見!厚さも値段もごっついけどこれは買っておかねばーと購入。今回も重厚な顔ぶれになっています。

書物復権2009年8社共同復刊13 復刊リスト

インテリアを語る/検証「批判的工学主義」

日本建築学会の機関誌『建築雑誌 2009年6月号』が届く。<特集:インテリアを語る>でインタビューを受けています。

これで建築とインテリアの間にコミュニケーションは生まれるのでしょうか?最初に心配していたまなざしが根底に(個々ということではなく)あるように感じます。僕ももう一つの<特集:検証「批判的工学主義」>の方を読みますもん。せっかく2つの特集をやるのならば、その間を架橋しうるような建築家とデザイナーの対談を入れるとかすれば面白かったのでは。全く個人的な感想ですが。ただインテリア特集の方はあまりにも残念。

この<特集:検証「批判的工学主義」>や思想地図〈vol.3〉特集・アーキテクチャユリイカ2009年6月号 特集=レム・コールハースなどで藤村龍至さんのテキストを集中して読む機会になりました。思想地図の「グーグル的建築家像をめざして」は、状況から解釈ではなく状況からプロセスを表した秀逸なテキストだと思います。それだけに藤村さんが建築における「いままさに発展する時間構造」についてどう考えるのか、また「建築家像」と建築家内部にあえてこだわっているようにみえる理由をぜひ聞いてみたいです。


思想地図〈vol.3〉<br />特集・アーキテクチャ

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