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pingpongプロジェクトがはじまる

今年の4月から水面下で進めてきた、コンピュータサイエンス×デザインのプロジェクトpingpongがついに始動します。李はこのプロジェクトにデザインディレクターとして参加しています。001として多摩美術大学図書館でトークセッションとワークショップを開催します。トークセッションのゲストには『アーキテクチャの生態系』の著者、濱野智史氏が登場します。トークセッションはどなたでも参加できますので、少し遠いですが、お時間ある方はぜひいらしてください。

-information

pingpong001
pingpongプロジェクトがはじまるーつくる図書館をうごかします!

pingpongプロジェクト(http://www.pingpong.ne.jp/)は,東京大学 知の構造化センターを拠点とし,多分野が連携してデザインを構造化する試みです.本プロジェクトによるトークセッションと第一回目のワークショップを多摩美術大学の図書館を舞台に開催します.

東京大学 知の構造化センター(http://www.cks.u-tokyo.ac.jp)にて,デザインを構造化しようという試みが始まりました.それが,pingpongプロジェクトです.このプロジェクトは,コンピュータ科学者,デザイナー,そして様々な関連分野の専門家を巻き込んで行われています.pingpongは,行為という観点からデザインを再構造化することを目標とし,その手段として言語を用います。Webから,そして,デザインを必要とする現場についてのインタビューから,言語処理技術を応用して,行為のパターンによるpingpong map(行為の地図)をつくります.これが,みんなでつくる行為による設計図となり,漸進していく,時間構造を持ったインターフェイスとして,環境に実装されていきます.ここからうごくデザインが始まります.

今回,pingpongワークショップ第一弾を,「つくる図書館」として造られた多摩美術大学八王子図書館に於いて開催します.ワークショップを通じて,学生・ライブラリアンと共に,この図書館における行為の地図を作り上げ,実装します.そして,図書館と利用者の関係がより滑らかにうごき出すことを目指します.

また,ワークショップにさきがけ,ファシリテーターに写真家・批評家の港千尋氏,ゲストに情報環境研究者の濱野智史氏をお招きして,pingpongメンバーを交えたトークセッションを催します.「生成力」をテーマにデザインの可能性と不可能性を考えると共に,pingpongが何に取り組もうとしているのかをお伝えします.

トークセッションおよびワークショップの概要は下記の通りです.


- 記 -

トークセッション

タイトル:「行為から考えるデザインー生成力を持つ環境をつくるー」
日時:2009年9月25日(金)16:30~19:00
場所:多摩美術大学 八王子図書館 http://library.tamabi.ac.jp/
〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723 TEL:042-676-8611(代)
定員:ご自由にご参加下さい(入場無料,どなたでもご参加いただけます)

ゲスト:濱野智史(日本技芸リサーチャー)
ファシリテーター:港千尋(多摩美術大学 教授)
スピーカー:岡瑞起(東京大学知の構造化センター 研究員,pingpongプロジェクトマネージャー),李明喜(デザインチームmatt主宰,pingpongディレクター)他

ゲストプロフィール:

濱野智史(はまの・さとし)
1980年生。株式会社日本技芸リサーチャー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職。専門は情報社会論。特にウェブサービスのアーキテクチャ分析を中心的に手がける。著書に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版、2008年)、主な論文に「ニコニコ動画の生成力(『思想地図vol.2』NHK出版、2008年)など。
濱野智史の個人ウェブサイト@hatena


ワークショップ

タイトル:「つくる図書館をうごかす」
日時:
2009年10月 3日(土)13:00~17:00 第1回
2009年10月10日(土)13:00~17:00 第2回
2009年10月17日(土)13:00~17:00 第3回
2009年10月24日(土)13:00~17:00 第4回

場所:多摩美術大学 八王子図書館 http://library.tamabi.ac.jp/
定員:約15名(参加者は多摩美術大学及び大学院在学中の学生に限ります.見学はご自由にご参加下さい.)

オーガナイザー:港千尋(多摩美術大学 教授),渡邉朋也(多摩美術大学 図書館 図書館員),岡瑞起(東京大学知の構造化センター 研究員,pingpongプロジェクトマネージャー),李明喜(デザインチームmatt主宰,pingpongディレクター)他


問い合わせ先:
東京大学 知の構造化センター
電話:03-5841-0462
FAX:03-5841-0454
担当:岡瑞起,荒牧英治

rakugaki @ toilet (womb project)

photo by Semitransparent Design

rakugaki @ toilet in womb/communication system(shibuya tokyo/2005)

クライアント:STIJL
プロデュース:トランジットジェネラルオフィス
ディレクション&空間デザイン:matt
システム&デザイン:Semitransparent Design

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d-labo by SURUGA BANK


photo by Nacasa&Partners

d-labo by SURUGA BANK/bank+communication space(roppongi tokyo/2007)

クライアント:スルガ銀行
プロデュース:北山創造研究所
ディレクション&空間デザイン:matt
インタラクションシステム&デザイン:DGN
webシステム&デザイン:ライゾマティクス
ブックディレクション:BACH
カフェディレクション:トランジットジェネラルオフィス

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GRANBELL HOTEL SHIBUYA


photo by takayuki muto

GRANBELL HOTEL/hotel(shibuya tokyo/2006)

クライアント:株式会社ベルーナ
建築設計:株式会社都市デザインシステム
空間デザイン&インフォメーションデザイン:matt

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Sign外苑前


photo by tetsuya yamamoto

Sign gaienmae_Renewal/cafe(gaienmae tokyo/2006)

クライアント:株式会社トランジットジェネラルオフィス
プロデュース:中村貞裕
空間デザイン&インフォメーションデザイン:matt
グラフィックデザイン:黒田益朗
ヴィジュアルデザイン:GROOVISIONS
キャラクターデザイン:shu-thang grafix

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Sign代官山


photo by tetsuya yamamoto

Sign daikanyama/cafe(daikanyama tokyo/2004)

クライアント:株式会社トランジットジェネラルオフィス
プロデュース:中村貞裕
空間デザイン&インフォメーションデザイン:matt
グラフィックデザイン:黒田益朗
ヴィジュアルデザイン:GROOVISIONS

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design pod by NIKE

design pod by NIKE/office(tokyo/2004)

クライアント:NIKE Inc.
コーディネート : 前田亮介
建築・空間デザイン:matt
special thanks:Semitransparent Design

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hurricane films

hurricane films/office(sendagaya tokyo/2001)

クライアント:hurricane films Inc.
コーディネート : 長崎義紹
空間デザイン:airconditioned

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sim. -as we may think-

sim. -as we may think- /communication & augmented reality(ginza tokyo/2004)

プロデュース・ディレクション:matt
音声認識システム:hiroyuki matsuki
インターフェイスデザイン・システム:Semitransparent Design
技術協力:MATHRAX
special thanks : Apple Computer, Inc. / akihiro utada

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SUPERSTARS


photo by tetsuya yamamoto

SUPERSTARS/hair salone(daikanyama tokyo/2002-2003)

クライアント:有限会社 ピープル
建築・空間デザイン:matt
サウンドデザイン・システム:ATAK
webデザイン・システム:Semitransparent Design
センサー・デバイス:MATHRAX

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BIT THINGS @ YCAM

BIT THINGS @ YCAM/augmented reality(yamaguchi/2003)

クライアント:財団法人 山口市文化振興財団
プロデュース:阿部一直(YCAM)
ディレクション・空間デザイン:matt
webデザイン・システム:Semitransparent Design

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nature calls me @ satis project


photo by noboru murata

nature calls me @ satis project/augmented reality(gotanda tokyo/2003)

エキシビション主催:INAX & ELLE DECO
ディレクション・空間デザイン:matt
プログラム:柴田祐介(Semitransparent Design
製作:平山徹 & 土屋貴志

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ホテル無限大 project 000

子供の頃、無限について想像することは畏敬と恐怖を伴う体験で、それがなぜかとても魅惑的でした。考え出すと止めることができず明け方まで眠れなくて、恐怖で泣きそうになりながらでもわくわくしているーということが度々ありました。その時考えていたのは空間的無限と時間的無限です。「宇宙の果てはあるの?その先は?」「時間の始まりって何?始まりのその前はないの?時間の終わりは?」ってやつです。それからもずっと無限について想像し続けていますが、何も分かった気がしません。
最近特にまた無限ブームなのですが、現実空間=情報世界であると考えれば無限ということが少しは捉えられるかもしれません。そこで僕は「ホテル無限大」プロジェクトを企もうと思います。「ホテル無限大」とは数学者ダーフィト・ヒルベルトが考えたとされていてジョージ・ガモフの1,2,3…無限大やジョン・D・バロウの無限の話等にも出てくるお話です。無限な数の部屋のあるホテルで全部部屋がふさがっていてそこに独りの客が来るとホテルの主人は「満室ですが、用意できます」と答えて、1号室の客を2号室に、2号室の客を3号室に、3号室の客を4号室にと順々に移していき、空いた1号室に新しい客を入れてやる。そして今度は無限な数の新しい客が来て.......というお話です。で、これをプロジェクトにしていきたいと思います。前準備として時々(忘れたころに)ここに記録していきますので、興味ある方、賛同される方はコメントください。幅広い研究+創造になります。このサイトに現在開発中のmatt | atlasシステムが実装されれば、プロジェクトを共同創造できるプラットフォームになる予定なので、そこで本格的に進行させていきます。

バロウは「ホテル・ゼロ」を考え、そこのバーではジョン・ケージの「4分33秒」がエンドレスで聞けるーと書いているけれど、「ホテル無限大」での音はどうしようか?>渋谷くん

GAS shop


photo by lucinda newton-dunn

GAS shop/media mix(nakameguro tokyo/2002)

クライアント:デザインエクスチェンジ株式会社
プロデュース:夏目彰
空間デザイン・パッケージデザイン:matt
グラフィックデザイン:稲葉英樹

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OFFICE外苑前


photo by tetsuya yamamoto

OFFICE外苑前/cafe(gaienmae tokyo/2001)

クライアント:株式会社トランジットジェネラルオフィス
プロデュース:中村貞裕
空間デザイン:matt
製作:高橋正行、土屋貴志
グラフィックデザイン:黒田益朗

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JAM HOME MADE_2nd


photo by tetsuya yamamoto

JAM HOME MADE_2nd (sendagaya tokyo/2001)

クライアント:株式会社JAM HOME MADE
ディレクション・空間デザイン:matt
サウンド:carsten nicolai

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JAM HOME MADE_1st


photo by tetsuya yamamoto

JAM HOME MADE_1st (sendagaya tokyo/2000)

クライアント:株式会社JAM HOME MADE
ディレクション・空間デザイン:matt
サウンド:carsten nicolai

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